鈴鹿市 の 内科医院 です。ハートフルクリニック北井内科

鈴鹿市 内科医院
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禁煙外来

禁煙外来へようこそタバコの正体禁煙外来のあらまし
よくあるご意見・質問禁煙を成功した方へ

禁煙外来へようこそ

この項をお読みの方は、
「タバコをやめたい。」と切望している人、
「タバコをやめられたらいいのにな。」と期待半分と不安半分の人、
「禁煙外来ってなに?」となんとなく興味をもった人、
「タバコを簡単に止められる訳ないでしょ。」と禁煙を半ば諦めた人、
「家族にタバコをやめさせたい。」と家族の健康を気づかう人、
のいずれかだと思います。

このページは少しでも禁煙したいと思っている人に
ぜひ読んでいただきたいと思います。
私たちは、禁煙したい方のお手伝いをさせていただきます。

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タバコの正体

そもそも、タバコは有害であると誰もがわかっています。
誰でも生まれて初めてタバコを吸ったときは、
けむたく不快に感じたはずです。
人間は有害なものを見分けることができるので、
有害なタバコの煙をけむたく不快に感じるのです。

最初はけむたかっただけのタバコですが、
吸い続けると、次第に美味しく感じるようになります。
そして、いつのまにかやめられなくなってしまいます。
なにが起こったのでしょうか。
けむたさに慣れてしまったのでしょうか。

慣れたからではありません。
慣れても美味しく感じることはないはずです。
では、なぜでしょうか。
それにはニコチンが大きく関係しています。

人が幸せや満足を感じているとき、脳ではアルファ波がでています。
逆にいえば、アルファ波がでているときは幸福感があります。
ところが、タバコを吸うようになると、
このアルファ波のでる量が少なくなってしまいます。
あまり幸せを感じられない状態になるのです。

アルファ波が少ないために、
美しい景色を見ても、
美味しいものを食べても、
感動が少なく、満足感が十分得られなくなってしまいます。
なにか物足りなく感じるようになります。

ここで、タバコを吸います。
肺からニコチンが吸収され、脳に到達すると、
ニコチンが脳に作用し、アルファ波が十分でるようになります。
吸ってからわずか7秒で、十分な満足感が得られるようになるのです。
「食後の一服が美味しい。」のはこのためです。

タバコは十分な満足感を与えてくれます。
だから、タバコって素晴らしいですね。
タバコをやめるなんてできないですよね。
タバコのない世界なんて考えられないですよね。
タバコのおかげで幸せを感じられるのですから。

しかし、ちょっと待ってください。
では、タバコを吸わない人は不幸なのでしょうか。
タバコを吸わない人は料理を美味しく食べられないのでしょうか。
そうではないはずです。
実際に、禁煙に成功した多くの人が
「タバコをやめて、食べ物が美味しく感じられるようになった。」
といっています。

では、なぜでしょう。
そもそもタバコを吸っていなかったときは、
美味しい料理を十分に美味しく感じられたはずです。
タバコを吸うようになって、
物足りなく感じるようになったのではないでしょうか。

そう、
タバコのせいで十分な満足感が得られなくなったのです。
タバコを吸うと、不足した満足感を補ってくれるだけです。
タバコのせいで失った満足度を、タバコを吸って取り戻し、
「タバコって素晴らしい。」なんて、おかしくありませんか。

つまり、タバコにだまされていたのです。
タバコは秘かに人を困らせておきながら、
人が困ったら、助けて感謝されています。
とんでもない偽善者なのですが、これがタバコの正体であり、
ニコチン依存症のメカニズムなのです。

もう、タバコの正体がわかりました。
今までタバコにだまされていたことに気づきました。
あれだけ好きだったタバコにだまされていたなんて。
まさに「恋は盲目。」であったのでしょう。
そして「千年の恋も一瞬で冷める。」であったらいいのですが。

これで、タバコをやめられそうですか?
「今すぐは無理。」と思われることでしょう。
タバコを吸って美味しかったという記憶が残っていますからね。
タバコのない世界に不安を感じてしまいますからね。

しかし、タバコの正体に気づいたことは禁煙成功への大きな第一歩です。
我慢というつらい努力が軽減されたからです。
さらに一歩を踏み出して、禁煙を実行してみましょう。
私たちは禁煙のお手伝いをさせていただきます。

そして完全禁煙に到達できたなら、
タバコのいらない世界を再び体験できますよ。
決して、楽しみのない不安だらけの世界ではありません。
明るくて、清々しくて、希望に満ちた世界です。
これは禁煙に成功した人達の感想です。

もし、禁煙できたら何がしたいですか。
健康の不安は解消され、
タバコ代という経済的負担も減りました。
明るい気分になりましたか?
どうぞ、タバコ不要の世界を楽しんでください。

私たちは、禁煙したい方のお手伝いをさせていただきます。

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禁煙外来のあらまし

当院では健康保険を使って、
禁煙の指導および処方を受けることが
できます。

指導は
禁煙支援助手の資格を持った看護師と
面談方式で、2週間毎に行います。

指導内容は
従来型のタバコの健康に対する害を説明するのではなく、
ニコチン依存症のメカニズムと
タバコの正体について説明します。
上記「禁煙外来へようこそ」をより詳しくした内容になります。

また、
スムースに禁煙できるよう、
禁煙補助薬の内服薬(飲み薬)または貼付薬(貼り薬)を処方いたします。

指導時間は初回90分程度で、2回目以降は10-20分程度です。
指導の前に毎回、呼気一酸化炭素濃度測定を行い、
喫煙状況を確認します。

指導期間は人によって異なり、2か月から4か月程度です。
最終的に、
禁煙補助薬を中止した状態で4週間以上の禁煙が確認されれば卒業です。
めでたく卒業された方には、「喫煙卒業証書」を授与いたします。
今後の禁煙継続の励みになれば幸いです。

なお、
初回の指導に2-3時間を必要とするため、1日の定員は1-2名です。
このため、
初めて禁煙外来を受診される方は予約が必要です。
電話予約可能ですので、059-381-0600までお電話お願いします。

以下に、タバコに関するよくあるご意見・質問を列記しました。

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よくあるご意見・質問

  1. 「タバコをやめたいけど、なかなかやめられない。」
  2. 「自分は意志が弱いから、何度も禁煙に挫折した。きっとタバコをやめられない。」
  3. 「タバコを吸うとほっとする。」
  4. 「タバコを吸わないとイライラする。」
  5. 「タバコなしではいられない。タバコのない世界なんて考えられない。」
  6. 「前に1年ほど禁煙していたが、なにげなしにまたタバコを吸うようになってしまった。」
  7. 「タバコをやめようと思えば、いつだってやめることができる。」
  8. 「いきなりタバコをやめることはできない。少しずつ本数を減らしていこうと思う。」
  9. 「軽いタバコに変えた。」
  10. 「タバコ1箱が1,000円になったらやめようと思う。」
  11. 「タバコをふかしているだけで、肺には入れていないので問題ない。」
  12. 「タバコをやめると太る。だからタバコを吸い続ける。」

同感と思われることがあったでしょうか。
では、そのご意見・質問に対する、当院の見解は以下のごとくです。

1.「タバコをやめたいけど、なかなかやめられない。」
やめたい気持ちがあれば、やめられる可能性は高いです。 逆にいうと、本人にやめる意思がなければ禁煙は不可能です。 ただ、漠然とタバコをやめたいと思っていても、 ニコチン依存症から解放されないと禁煙は難しいものです。 きっかけと正しい知識があれば、 「禁煙って思ったよりも簡単だった。」になるかも知れません。
2.「自分は意志が弱いから、何度も禁煙に挫折した。
  きっとタバコをやめられない。」
禁煙には意志の強さはそれほど重要ではなく、 決して強い決意が必要ではありません。 過去の禁煙の挫折は方法に問題があったのではないでしょうか。 吸いたいタバコを我慢しながら禁煙するのはつらいはずで、 我慢を重ねる方法では長続きは難しいことでしょう。 実際、我慢を重ねる努力をしても、長続きしないことが多いです。 まずは、タバコの本質を理解することが大切です。 その上で、タバコに対する愛着が嫌悪へと変化していくと、 スムースに禁煙できます。 薬、特に内服薬(チャンピックス)を利用すると上手くことが多いです。
3.「タバコを吸うとほっとする。」
ほっとできるのは幸せなことです。 しかし、ほっとできるのは喫煙者の特権でしょうか。 タバコを吸わない人はほっとできないのでしょうか。 そうではありません。 タバコを吸うようになって、脳波のアルファ波が減ってしまったので、 タバコを吸わないとほっとできないようになってしまったのです。 禁煙すると、脳は遅くとも1週間以内にアルファ波を回復させます。 そうなれば、タバコの力を借りる必要がなくなります。
4.「タバコを吸わないとイライラする。」
喫煙者はタバコを吸えない状況ではイライラします。 ニコチンなしではアルファ波が不足するからです。 ニコチンさえあれば、すべてのイライラが解消できるのでしょうか。 いや、そうではありません。 例えば、仕事がたまるとイライラします。 さらに、職場でタバコが吸えないと、余計にイライラします。 そこで、仕事を中断してタバコを吸いに行きます。 すべてのイライラが解消できるでしょうか。 解消できたのはタバコを吸えなかったイライラ感のみで、仕事はたまったままです。 タバコを吸って、ようやくタバコを吸わない人と同じになっただけです。 タバコを吸っていなければ、仕事以外の余計なイライラはなかったはずです。 結局は、 タバコでイライラの原因を作って、 タバコでそのイライラを解消している悪循環に陥ったに過ぎません。
5.「タバコなしではいられない。タバコのない世界なんて考えられない。」
なぜ、タバコなしではいられなくなったのでしょうか。 タバコを吸うようになって、アルファ波が少なくなって、 満足度が低くなったからでしょう。 そもそもアルファ波が少なくなったのは、タバコのニコチンが原因です。 では、タバコをやめたらどうなるのか。 禁煙すると3-7日後にはアルファ波が回復します。 ですから、 禁煙に成功した人は「明るく、楽しくなった。」と感じています。 タバコなしでも、十分な満足を得られるからです。 タバコのない世界に不安を感じているのは、ニコチン依存症の方のみなのです。
6.「前に1年ほど禁煙していたが、
  いつの間にかまたタバコを吸うようになってしまった。」
タバコをやめてから、「1本くらいならいいかな。」という状況が何度か訪れます。 特に宴会の席で多いようです。 「1本くらいならいいかな。」と思ったときに想像してください。 「この1本を許したら、次の1本も許してしまうだろう。」ということを。 もうひとつ注意してほしいことがあります。 あなたが禁煙したとします。 喫煙者は、自分ができない禁煙をあなたができたと感じます。 これは悔しいことなので、あなたを再びタバコの世界に引き戻そうとします。 必要以上にタバコをすすめてられるのです。 これが喫煙者の心理です。 禁煙するということを、歓迎してくれる家族等に宣言することは励みになりますが、 喫煙者に公言するのは避けた方がいいかもしれません。
7.「タバコをやめようと思えば、いつだってやめることができる。」
難しいことと思います。 タバコを吸う人は本数に関係なく、ニコチン依存症だからです。 ニコチン依存症であるがゆえに、どうしてもニコチンが必要になります。 残念ながらニコチン以外のものでは代わりにはなりません。 依存症から解放されない限り、タバコに頼ることになります。 一方、お酒の場合はよっぽどの大酒家でない限り、依存症にはなりません。 タバコをやめることは、お酒をやめるよりずっと難しいといえます。 まずは、依存症であることを認識することが大切であり、 依存症のメカニズムを知ることが禁煙の近道と思われます。
8.「いきなりタバコをやめることはできない。
  少しずつ本数を減らしていこうと思う。」
例えば、1日20本吸っていた人が1日1本ずつ減らそうとします。 10日目にあたる1日10本までには減らすことができるかもしれません。 しかしながら、その後減らすのはかなり困難になり、結局は禁煙に至ることができません。それどころか、いつのまにかもとの1日20本に戻ってしまうことでしょう。 ニコチン依存症に本数は関係ありません。 吸うか、吸わないかのいずれかなのです。 いきなりタバコをやめるとある程度の禁断症状がでますが、 せいぜい1週間程度です。 同時期にアルファ波が回復するようになって、明るい気分になります。 禁煙をしようとするのなら、 最初から完全にやめようとした方が、時間も苦しみも少なくなります。
9.「軽いタバコに変えた。」
タバコの軽い、重いは機械にタバコの煙を吸わせて測定します。 決してタバコの葉のニコチン含有量を測っているのではありません。 いわゆる軽いタバコはフィルターに小さな穴がたくさんあり、 機械で吸うと煙にフィルターの穴から入った空気が混ざるので、 ニコチンは少なく測定されます。 ところがこのフィルターに穴があいたタバコを人間が吸うと、 指で大部分の穴を押さえてしまうため、 あまり空気が混ざることなくタバコの煙を吸い込むことになるので、 高い濃度のニコチンが肺の中に入っていくことになります。 なぜ、こんなニコチン濃度の測定がされているのか不思議でなりません。
10.「タバコ1箱が1,000円になったらやめようと思う。」
タバコの値段が上がれば、経済的負担が増えるのは事実です。 もうタバコをやめようかと思うことでしょう。 しかし、ニコチン依存症である喫煙者にとっては、 タバコの優先順位はかなり高いはずです。 タバコを吸わないと十分な満足を得られないからです。 1箱1,000円になって、タバコをやめようと決意します。 アルファ波が回復するまで我慢できれば、上手くいくかもしれません。 このニコチン依存症のメカニズムを知ることなく禁煙を始めても、 満足度が少なくて味気ない感覚に耐え切れず、 タバコを吸ってしまう確率が高いと思われます。 結局、 他のものを切り詰めてでも、タバコを買うことになるのではないでしょうか。
11.「タバコをふかしているだけで、肺には入れていないので問題ない。」
タバコを吸うと、ニコチンが肺から体内に吸収されて血流に乗って脳に到達します。 ニコチンが脳に作用して、物足りなさが補われ、 タバコを美味しく感じるようになります。 タバコを吸ってからこの間、わずかに7秒です。 このニコチンの作用がなければ、タバコの煙はただけむたいだけのはずです。 肺にある程度のニコチンが入っているので、 タバコがやめられないのではないでしょうか。
12.「タバコをやめると太る。だからタバコを吸い続ける。」
タバコをやめると、一時的に2-4kg度増えることが多いです。 食欲が増すことと細胞が長生きするようになることが理由です。 逆にいえば、 タバコを吸っていると本来の食欲が低下し、 細胞の寿命が短くなるということです。 タバコを吸って太らないようにするのは、不健康な体重維持にすぎません。 体重を気にする人は美容面を気にしていると思われますが、 タバコの肌への悪影響も気にされたらいかがでしょうか。 「タバコをやめてから、化粧ののりが良くなった。」という声をよくききます。 どうしても太りたくないという人には、 肥満・メタボリック症候群の項目を参照していただければ幸いです。

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禁煙を成功した方へ

喫煙からの卒業おめでとうございます。
タバコの罠から解放され、
タバコを吸うための場所を探す必要もなく、
きっと晴れ晴れした気持ちで日々の生活を過ごしていることと思われます。
今後、ニコチン依存症に戻ってしまうことのないように、
気をつけていただきたいことがあります。

タバコをやめてから、あなたの脳は十分なアルファ波をだしているので、
脳はニコチンを必要としていません。
「体のニコチン依存症」から解放された状態です。

しかし、「食後にタバコを吸うと美味しかったな。」
という、記憶が残っています。
「心のニコチン依存症」が完全に解消されていない可能性があります。

今後、「1本くらいなら吸ってもいいかな。」
と思う時がくるかも知れません。
また、「1本吸ったらどうなるのだろう。」
と興味を持つ人もいます。

こう思った時にぜひ想像してください。
「1本のタバコを許してしまうと、次の1本も許してしまうだろう。」
ということを。
当たり前のことですが、
最初の1本を吸わなければ、再び喫煙者に戻ることはありません。

また、
以前より、タバコをすすめられることが多くなったのではないでしょうか。
これには喫煙者の心理が大きく関係しています。
喫煙者は、自分ができない禁煙をあなたができたと感じます。
これは悔しいことなので、あなたを再びタバコの世界に引き戻そうとします。
ですから、必要以上にタバコをすすめられるのです。
決して、好意ではありません。

禁煙するということを、
歓迎してくれる家族等に宣言することは励みになります。
しかし、
喫煙者に公言するのは避けた方がいいかもしれません。

「心のニコチン依存症」は「体のニコチン依存症」より
解消するのに時間がかかります。
「タバコのおいしさ」は一種の成功体験として、記憶されているからです。

しかし、
あなたはすでに「タバコのおいしさ」のトリックを理解しました。
単に、我慢を積み重ねる努力でなし得た禁煙や、
薬の力を借りてなし得た禁煙より、
「心のニコチン依存症」から解放されやすいはずです。

あなたがこれからずっと、
タバコを冷やかな対象と思い続けることを願います。
そして「タバコのおいしさ」という記憶を、
過去のものにし続けてください。
「前は吸っていたよな。」と昔の自分に苦笑いしながら。

どうぞ、タバコのない世界を楽しみ続けてください。
そして、この禁煙という素晴らしい試みに成功したことを、
ずっと誇りに感じていてください。

参考文献
1. 磯村 毅著、リセット! タバコ無用のパラダイス、幻冬舎
2. 磯村 毅著、リセット禁煙のすすめ、東京六法出版
3. 磯村 毅著、リセット禁煙プラクティスマニュアル、東京六法出版

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